2010年12月22日水曜日

悪人とは誰のことだったのか

悪人 by 吉田修一

九州北部を舞台にした物語は、ある殺人事件から始まる。

ふとした言い争いがもとで、出会い系サイトで出会った女性を殺してしまった祐一。同じ出会い系で出会った別の女性と逃避行に出るが...

社会的にあまり恵まれない男女の出会いと別れが描かれているが登場人物はどれもリアルでそれゆえに切ない。

最後にどんでん返しともいえる大きなうねりがありビックリさせられる。

つまらない男と思っていた祐一が突然輝く瞬間がある。

悪人とはいったい誰のことだったのか?

はじめからぐんぐんと引きつけられ、一気に読める。

吉田修一はテクニックを持った作家。他の作品も読んでみたくなった。

2010年12月16日木曜日

海老蔵のおじいさんがモデル

きのね by 宮尾登美子

宮尾登美子の小説はこれまでに何度が読み始めてみたが、完読できたためしがない。

力作揃いなのだが、なぜか息がつまる。理由はわからない。

ところが、この作品にはおそれいった。ぐんぐんひきつけられる。

舞台は梨園。モデルは今騒がれている海老蔵の祖父、11代 市川團十郎。

それと知らずに読んでいたが、主人公が新妻相手に暴れるシーンがある。

これって...〓

2010年12月13日月曜日

みをつくし料理帖

想い雲 by 高田郁(かおる)

時代劇を好まない私だが、思わず夢中になって読んだ一冊。

江戸の料理屋「つる家」を舞台にして、女料理人、澪と周囲の人々が醸し出す人情小話の短編集。

澪が作る料理の数々がとても美味しそうで、日本料理の素晴らしさを改めて感じさせる。

巻末に料理のレシピがついている。

シリーズは他に三巻あり、全部読んでみようと思っている。

2010年12月9日木曜日

シカゴ育ち

シカゴ育ち by スチュアート ダイベック

シカゴで生まれ育った団塊の世代の作家による短編集。

日常の見過ごしてしまいそうな小さな出来事、しかし将来、重要な意味を持つかもしれない出来事を題材に淡々と綴られていく文章。どこかにほっとさせる温かみがある。

東京なら下町を舞台に描かれる軽い人情話というところか?

まったく知らない作家だったが、古本屋で見つけ、シカゴという言葉に惹かれて購入した。

一度だけいったことのある街、シカゴ。たまたま宿泊したホテルは下町にあり、従業員は黒人ばかりだった。ブルースが聞こえてくるような街。

この作品を読んだらもう一度行きたくなった。

2010年12月7日火曜日

悩んだら読む本

ゴルフで悩んだり、メゲたりした時、必ずパラパラめくったり読み返したりする本。
普通のサラリーマンが2年でシングルになるための18の練習法。
著者の山口信吾さんは43歳でゴルフを始めた遅咲きのゴルファー。57歳で自分に会ったコーチに出会い、59歳でシングルになった。
オリジナルな練習法とトレーニングで67歳の現在もシングルハンデを保っている。
難しいことは一つも書いていない。シニアのアマチュアが無理なく出来る練習法ばかり。ただ、継続しないと効果はないけれど。
肩を回すのではなく腰を切って腰で打つ打法。私にもこれが合っているようだ。
うまくいかなくなると、そのくだりを読み返す。もう何度読み返したかな?

2010年12月6日月曜日

冷静と情熱の間


 

 辻仁成と江國香織によるコラボ作品。平成11年9月刊行。

 ひとつの恋の物語なのだが、辻仁成が書く「Blu」(イタリア語でBlueの意)が男性を主軸に回したストーリー。江國香織が書く「Rosso」(イタリア語でRedの意)は相手の女性を主軸にしたしたストーリーだ。

 どちらかいっぽうだけ読んでも違和感はないけれど、両方読んで初めて恋物語の全体像が見える。

 どっちから読むのがいいのか・・・この選択でストーリーの印象は若干異なるかも。ちなみに私は男性側の青のストーリーから読み始めた。

 舞台はイタリアと日本。今は他の恋人と上手くやっている男女がふとしたきっかけから再び関わる。そしてそれがきっかけで現在の恋人とは別れる。

 二人は男の30歳の誕生日にミラノのある場所で再会を誓っていたが・・・・。

 二人が再びむすばれるかどうかの結末は不明で余韻が残る。

 恋愛小説が嫌でないという人には気晴らしにまずまず薦められる作品。とびつきたいほどいいというわけじゃない。

 けれど、この本を読んだらしばらく忘れていた学生時代の恋人のことをふと思い出した。本には記憶を蘇らせるパワーがあるようだ。

2010年12月3日金曜日

カラマーゾフの兄弟

文庫本で全4卷。
果たして読み切れるのかな?

2010年12月2日木曜日

歌うクジラ

歌うクジラ by 村上龍

電子書籍で夏場に購入。思いついた時に読んでいるため、今だ100ページも読めていない。

つまらないというわけじゃない。でも、難解。どこかで引き込まれるかもしれないから、ジッと読んでいる。

若き日に彼の書いた「限りなく透明に近いブルー」に魅せられた。次の作品「コインロッカーベイビーズ」はまったく合わなかった。

これはどうなのかな?

2010年12月1日水曜日

英文法をもう一度


 最近、英語の勉強を少しずつだがしている。

 障害者ゴルフの活動で海外とのやりとりが不可欠になり、特にメールで英語を「書く」機会が多い。話し言葉は消えてしまうし、直感的なやりとりが多いのでブロークンイングリッシュでも良いだろうが、書くとなると話は違ってくる。

 英語を書くうちに前置詞の使い方とか仮定法とか、「どう書けばいいかなあ」と迷うことがよくある。

 英語を母国語としない私達が相手に伝わる文章を書くとしたら、過去に学んだ英語を思い出すだけでは限界がある。やはり武器になるのは文法だね。

 学生時代には大嫌いで、英語を話すには「文法なんて関係ないじゃん」と思っていた。

 でも、ここいらでもう一度英文法を勉強してみようと思う。

 で、選んだ本がこれ。ケンブリッジ大学出版局の出版で本来は英語で書かれている。これはその日本語訳。英文法のトピックが133ユニットに分かれていて、各ページに解説と練習問題がついている。

 1日1トピックの勉強では4ヶ月もかかってしまうから、毎日じゃなくても2〜3トピックをこなすつもり。今のところはね・・・。

2010年11月30日火曜日

師走の足音

久々に新宿へ行った。
明日から12月。街はもう師走の様相だ。
伊勢丹のデパ地下。商品は新鮮で高級なものが多い。いつも歩いている渋谷や目黒のデパ地下とは一味違う。
うちの近くのガーデンとか紀伊国屋といった高級スーパーともちがっていて品揃えが豊富だ。
帰り掛けに昔よく飲みあるいていた界隈に行ってみたが、お店はほとんど変わっていた。

2010年11月29日月曜日

マダムと奥様

辻仁成のエッセイ。

パリでの日常生活や感じたこと考えたことなどを綴っている。

この人の書いた「いつか、一緒にパリに行こう」という一種のパリガイドが面白かったので、この本の存在を知ってから探していた。やっと、とある古本屋で見つけて購入。

正直なところ失望した。文体がデスマス調で彼らしくないし、前作のようなユニークさにも欠けている。

女性誌に連載したものだから、牙を抜いているのかな?

2010年11月26日金曜日

随縁カントリークラブ鬼怒川森林コース

 
 今日から三連荘のラウンド。 まずはここからスタート。 

5500円とリーズナブルな値段で昼食とワンドリンク付。食事は美味しい。 

先日のレッスンでプロから教えられた、ダウンでクラブを縦に降ろすことと、アーリーコックを試みるも、どこがぎこちない。リズムが悪くなる。明日はあまり考えずに気持ちよく振ろうっと。

54 54=108 赤ティ

2010年11月24日水曜日

最も遠い銀河


「最も遠い銀河」by白川道(トオル)

 バブルが終焉し、私の関わっていた雑誌が廃刊になった頃知った作家。当時は暇をもてあまし、不安から逃げるために本ばかりを読んでいた。

 白川道は80年代に株の世界に飛び込み大いなる成功と挫折を味わった人。小説の行間からそうした破天荒な人生が垣間見られるようで、引き込まれて読んだ。

 長編が多く、これは全4巻。この前に読んだ「天国への階段」も結構長い話だった。

 「最も遠い銀河」は引き込まれるストーリーであるが、なんとなくテレビドラマっぽくイマイチというところか。

 この人の作品では自らの体験を元にした「流星たちの宴」が一番面白かった。

 ファンというわけではないのだけれど、本屋で彼の作品を見かけると必ず手に取ってしまう。私は破天荒な人生は生きられないと思うが、だから惹かれるのかも。

2010年11月23日火曜日

スタインベック


 キンドルのスリープ画面にはいろいろな作家の肖像が登場する。

 これはジョン・スタインベック。怒りの葡萄??

 読んでないなあ。

 他にもアガサ・クリスティとかたくさん作家が出てくる。

「へえー、この作家はこんな顔していたんだ」

 と好奇心が湧くと同時に読書モードになれる。

2010年11月22日月曜日

キンドルで英語のお勉強

 キンドルが届いた日にまずは単行本を一冊ダウンロードした。もちろん英語の本。Long Time Coming by Vanessa Miller。11ドル。

 子供の出来ない学校の先生と子供が3人いてガンに冒されている貧しい女性との交流物語。アマゾンのお勧めに入っていたのでなんとなく購入しちゃったけれど、あまり合わないかも・・・ まだ全体の5パーセントくらいしか読み進んでいない。

 意外に使えるとおもったのは英語版「朝日新聞」。これはお試しで14日は無料。あとは購読料が月5ドルほど。もちろん記事が全部掲載されているわけではなくて、主要記事のハイライト。

 これを毎朝無理にでも読んでいると、抵抗なく英文が読めるようになる予感!!

 本でも新聞でも、分からない単語にカーソルを充てると辞書機能が開いて調べられる、ただし、英英辞典だから、よけい分からなくなちゃったりして・・・。まあ、これは冗談だけれど、英和辞典を入れられないかと思ってただいま研究中。

 知らなかった単語などはすべて簡単な操作でクリッピングができる。あとで復習になるネ。


 

2010年11月21日日曜日

キンドルは持ち運びが便利。


キンドルは文庫本よりは大きいが、ハードカバーよりは小ぶりで、大きさが丁度いい。ハンドバッグに入れても邪魔にならない。

読書する時も重くなくて、手にしっくりくる。

画面もパソコンのように光らず非常に見やすく疲れない。

こんなデバイスで本が読めるなんて最高!

2010年11月20日土曜日

キンドルを買いました

Amazon USAでキンドルWIFIを買った。

138ドルプラス、ケースが30ドルちょっと。でも、送料と関税がかかってしめて2万円ほどに。

一週間もかからないで到着.すごくいいデス。

英語のお勉強に最適!!